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同紙では「対日感情」と書かれているが、それはお互い様である。日本人の多くの中国、もしくは中国人に対する現在のイメージだって決していいものではない。
農薬漬け野菜、鉛付きのどんぶりや玩具、アスベスト入りブレーキの自転車、毒餃子などメイドイン・チャイナ商品のトラブルはしょっちゅう報じられており、最近では前出の領土問題がある。
いずれも、起きた事件自体もさることながら、テレビに映る居丈高で強気な中国要人の見解を述べる姿に対して、「反日感情は中国政府が作り出したものではないか」と多くの賢い日本人は見ている。同国に対する不信感は必然的な面があるのだ。
そして、7月に起きた列車脱線事故。その処理を巡ってまたしても中国の「非常識さ」がネットなどで話題になった。
そんなときだからこそ、人気タレントのSMAPが中国公演を実現することは、両国の「架け橋」になるというわけだ。
だが、SMAPのファンは中国のためにSMAPを応援しているわけではない。SMAPが中国で公演したからといって、そうした諸問題が解決し、悪いイメージが払拭されると思ったら大間違いだ。
冒頭のニュースによれば、今回のコンサートテーマは「がんばれ日本、ありがとう中国、アジアは一つ」として、義援金や物資の提供だけでなく、燃料不足が懸念された折にはガソリンや重油の無償援助を決定するなど、東日本大震災の復興にむけた支援活動を行ってくれた中国に対する感謝の気持ちが込められているという。
「中国語で歌う曲も何曲かあります。練習していてもとっても難しいですが、挑戦のしがいがあります。『ありがとう』の気持ちを込めて、思いっきり歌ってきます」(香取慎吾)
歌が「架け橋」になるかどうかは、政治家の思惑で決まることではない。そもそも政治的不和は政治家の責任であり、タレントに頼ろうなどと考えるものではない。
SMAPが中国で歌う意味は、歌が中国の人々の心をつかむかどうかがすべてである。
そして、中国公演は行われた。いずれにしても、SMAPにとって大きな仕事歴になったことだけは確かである。
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